September 24, 2021

先日SNSをチェックしていて、他の方の投稿で動画リンクが貼られていた。
内容は⇓
https://www.youtube.com/watch?v=UUZceWFjy1Y

東京大学の温暖化の研究チームが地球温暖化を訴えつつ資金集めのために作った動画でクオリティ高そうで手作り感があって面白かった。
人気アニメの主題歌「うっせぇわ」の替え歌だけあって子供が食いつき、続いて嫁様も「辛いラーメンのCMソングだよね?」と、動画を見たところから環境、SDGsについての雑談になった。(是非先出のリンクをご覧ください♪)

対馬市は「SDGs未来都市」に選定されている事や漂着ゴミの多さから島内でワークショップの開催など環境問題について若い世代を中心に環境への取り組みに関心が高まっているように思える。

んで、事業者としてSDGsはどれだけ関われているのかな?という事を以前から思っており改めて調べてみようと思った。
が、まだまだ調べる事が多そうなのでここではチラッとだけ。。(^^;

当園の事業は農業でありお茶・柚子を中心に生産・加工・販売を行っている事を今更説明するまでもないが、これに加えて農家民泊や体験事業を展開している。今後は食品加工工場や野菜生産の取組みの幅を広げていきたいと思っている。

当園の始まりは元々祖父がしいたけを栽培していた森を切って、お茶の樹や柚子を植えた。
対馬においてただ持っているだけの森では長期投資にはなるかもしれないが土地主のポケットに副収入が入って終わりで雇用や森林管理にもならない。
だから代表の大石孝儀は有効活用のために山や森でもでき、且つ獣害にも強いお茶と柚子を栽培し始めた。
現在では3名の雇用が生まれ、私自身も対馬に帰るきっかけとなり独立して事業を行っている。今年度中にまた3名の雇用が生まれる予定である。ちなみにつしま大石農園の3名の従業員は全員子育て世代の女性。
これらは目標の5(ジェンダー平等)・8(働きがいと経済成長)・9(産業と技術革新の基盤作り)・11(住み続けられるまちつくり)に通じると考えている。

また、当園の商品の中には寄付型のものが2つある。
対馬紅茶プレミアムティーバッグとらやま缶

    

売上の一部をツシマヤマネコ保全の団体へ寄付を行う企画商品であり、中身のティーバッグはソイロン素材で環境にやさしいものである。(ソイロンの製造や原料のトウモロコシの製造にかかるCo2はおいといて)
目標の12(つくる責任つかう責任)・15(陸の豊かさ)・17(パートナーシップ)に通じると考えられる。
今後も寄付型を増やしていく予定である。

新しく取り組もうとしている地域の廃棄米を商品化しようと動いているがこれは9と17になるだろう。

一方、お茶を作る時は大量の燃料を使用する。
管理機、収穫機、製造の機械に大量の化石燃料を使う。
将来的にこれが、例えば食品用の廃油を使ったものに出来たら島の中で排出した廃油を再利用出来ていいと思っているが。。

と、考えながら書いていると「どう目標にこじつけるか」という余計なことまで考えるようになってしまった(;´・ω・)
「答えを出すのが難しい」というのが多くの場合だろうが考える事を止めてはいけない。

嫁様と今のところ一致している答えは「子供たちのためにも10年後20年後も安心して生きていける環境を残していきたい」という事だ。

写真は廃棄米から作ったお団子。
中秋の名月にちなんでお父ちゃん作ってみましたよ♪
美味しそうに食べてくれてありがとう^^

都会の方々、田舎でくらしてみる事はSDGsにつながる。と私は考えますが対馬で暮らしてみるのはいかがですか?

おわり

 



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