つしま大石農園のヒストリー
つしま大石農園は九州と韓国の間にある長崎県の離島対馬の佐護地区でお茶とゆずを中心に作っている農家です。
島の9割近くを山林が占める対馬に新しい産業を作ろうと先代がしいたけ栽培をしていた圃場を開墾しお茶の木を植えたところから当園は始まりました。
対馬は自然が豊かな一方、平地が少なく農業を興しにくい一面があります。そんな土地に合った作物は何かと探る中でお茶とゆずに辿り着きました。イノシシと鹿を中心に獣害の多い島ですがお茶とゆずは被害に遭いにくく、一度育ってしまえば長く栽培できる息の長い作物です。
先代がしいたけ栽培していた圃場を切り拓き、現代表がお茶と柚子の木を植えるところから始まったつしま大石農園。
現在は二代目、三代目が本土から移り、親子、家族、従業員、そして地域の方々と力を合わせながら農業を営んでいます。小さな子どもたちも元気に農園を駆け回っています。
農業を営み、島内、島外へ発信していくことで私たちを生かしてくれる対馬への恩返しを模索しながら皆様へ美味しい商品をお届けすべく日々精進しています。
農業体験・インターン・WWOOF
WWOOF / ウーフ
World Wide Opportunities on Organic Farms
は世界規模で、いろんな農家を旅してまわりたいという人と、労働力を必要とする農家をつなげる取り組みです。お金のやり取りはしないというルールで、お互いに労働力や得意なこと、できることといった「価値」の交換を行います。
大石農園では2018年からウーフジャパンにホスト(受け入れ先)として登録し、1年間で約17名のWWOOFerさんを受け入れました。日本人はもちろん、イギリス・フランス・ドイツ・アメリカ・シンガポールなど様々な国から対馬に来てくれてお茶やゆずの収穫、畑の管理等を手伝ってくれました。本当に助かりましたし、また楽しい想い出もたくさんできました。