事務員Sです。
9/7~9/22は二十四節季の「白露」。
昼夜の気温差が大きくなり、朝夕に露が降りるところから…という事で、流行りもの大好きな我が家の末っ子(3歳)は保育所で大流行中のお熱を真っ先に貰ってきました。(その流行の先端は行かないで欲しかった)
次項は「鶺鴒鳴く」。対馬ではセグロセキレイの囀りはあまり聞かれないのですが、林道に入るとキセキレイの姿が目立ち、秋の渡りの訪れを感じます。
秋の渡りの風物詩といえば、アカハラダカ!
小型のタカですが、この時期に越冬のため大陸から南に渡っていく途中、休憩地点として対馬に立ち寄ります。
沢山のタカが集まって上昇気流に乗る「タカ柱」は圧巻です。
毎年9月は対馬野鳥の会の皆さんが厳原で毎日通過したタカの数を定点カウント調査しています。
アカハラダカの渡りについてはこちら(「対馬野鳥図鑑」ブログに飛びます)
アカハラダカに会いに対馬に来る愛好家の方も居られ、対馬紅茶渡り鳥セットにどうしても入れたかった鳥の一つです。
(野鳥セットの鳥たちは全部入れたかった鳥たちなのですが…笑)
アカハラダカは雄と雌で色味が異なり、このパッケージのアカハラダカは雄になります。
メスは目の光彩が黄色く、目つきもタカらしいです。
野鳥パッケージは野鳥好きの夫に監修してもらっているのですが、アカハラダカについてはかなーりダメ出しを貰いました(笑)
雄にするか雌にするか(個人的には雌の鋭い目つきが好きなのですが、オスの方が可愛いしアカハラダカらしい、等)、羽の色味等々、完成した時の達成感はひとしおでした。
鳥好きの人に喜んでもらえるパッケージを目指しましたので、是非お手に取ってみていただけたらと思います。
令和2年度ながさき手みやげ大賞もいただいた「対馬紅茶野鳥セット」はこちら!
バラ売りもしていますのでコロナ禍で鳥見もままならない野鳥好きの方にいかがでしょう?
秋らしい気候になり、里の花も秋の花が目立つようになりました。
対馬らしいものではヒガンバナ(あちこちに植えてあります)にセンニンソウ、ダンギク、野の花ではゲンノショウコやイヌタデの可愛らしい花をよく見かけます。
とらやま缶をまぎれさせてみました(笑)
対馬の米どころである佐護平野では、稲穂が頭を垂れはじめました。
この季節の農業的な厄日に「二百十日」というものがあり、収穫前のこの季節、台風で大きな被害に遭ってしまう事も多い時期です。
奇しくも対馬には台風14号が接近中。
この写真でも、遠くの方で収穫を急ぐ農家さんがいらっしゃいます。
田んぼや畑、建物に大きな被害がなく済むことを祈りつつ、当園もしっかり備えたいと思います。
そして台風一過は野生生物の観察にぴったり!
連休はアカハラダカの渡りの観察に行こうと思っています。
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