October 15, 2021

事務員Sです。
学校帰りにほぼ毎日大石農園に寄り、母の仕事終わりを待ちながら宿題を済ませている長女(小1)が先日どこかで無くした定規が、先程事務用品の中から出てきました…なんでや。
(職場は盲点過ぎた…)

数日前から少しずつ、対馬も秋らしくなってきました。
二十四節季は「寒露」、露が冷たく感じられる頃…という事ですが、今年は未だにカエルの鳴き声が聞こえていて「…本当に?」という気持ちになってしまいます。
それでも初候「鴻鴈来たる」のとおり、水辺には冬鳥たちがやってきて、季節の移り変わりを教えてくれています。

冬鳥と言えば、先日はこんなお客様がありました。
仕事中、ハトの低空飛行する羽音が聞こえ、台所から代表夫人の「こらー!」という声が。
猫がハトでも捕まえたのかな?と見に行ったところ…


ハイタカ!


…と、ドバト。
どうやらハイタカに追われたドバトが自宅兼事務所である当園の台所に飛び込み、それを追って入り込んでしまった…という事のようです。
ハイタカは秋の渡りで対馬に渡ってくる小型の猛禽の代表で、つしま大石農園のある佐護地区では見晴らしの良い田んぼ周辺でよく姿を見かけます。
(ちなみにゲド戦記の「ハイタカ」の名前の由来もこの鳥です)
獲物を狙っていたハイタカには申し訳ないのですが、2羽とも別々の出口からお帰り頂きました(笑)

ミヤマガラスの群れも見られるようになり、鳥たちは順調に秋を運んでくれているんだなぁと感じます。

先日10月8日はツシマヤマネコの方言名「とらやま」にちなみ「ツシマヤマネコの日」でした。
秋はツシマヤマネコにとっては巣立ちの季節。
親離れしたばかりの亜成獣が自らの生息圏を探して歩きまわります。
交通事故に遭いやすいのもこの季節。


対馬で運転される方はこの看板付近での運転にお気を付けくださいね。
看板付近はツシマヤマネコの生息域でもありますので、明け方や夕暮れ時、少し注意してみるとツシマヤマネコの姿を見られるかもしれません。

当園ウェブショップでは現在、売上金の一部がツシマヤマネコの生息環境改善のために使われる商品を取り扱っています。


とらやま缶

対馬紅茶プレミアム

ツシマヤマネコカレンダー

とらやま缶、プレミアムはツシマヤマネコ基金の生息環境改善、カレンダーはツシマヤマネコを守る会のトラスト活動にそれぞれ売上の一部が寄付されます。
お友達やご自身へのプレゼントにもおススメです♪

当園は現在、今年最後の製茶の真っ最中!
対馬ふうきの製造中です。
ゆずの加工も始まり、秋の繁忙期に突入しています。

 

久しぶりの茶園では、上目遣いのカマキリにミノムシ、チャノキの花やムカゴ等々、季節を感じられる出会いが沢山。
茶園は来シーズンに向けて整枝作業に入りますが、来年も命の賑わいを感じられる茶園であるように、と願います。

持続可能性という言葉が切実に語られるようになってきた昨今。
自分一人の努力なんて…と思わずに、我が家でできることを少しでもやりたいなぁと強く思う今日この頃です。
(あと、上目遣いのカマキリの可愛さを共有できる仕事仲間も切実に欲しい…笑)



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